桃の剪定枝から生まれたアップサイクル和紙「福咲和紙」
2011年の原発事故による風評被害に悩む福島の果樹農家さんを応援したいという思いで開発された、桃の樹皮を漉き込んだ和紙「福咲和紙」。福咲和紙のブランディングの一環としてオリジナル商品開発と、和紙の製造元「信夫和紙工房」のロゴデザイン等をさせていただきました。
●桃のギフトボックス
機械漉きタイプの福咲和紙を使用した桃のギフトボックス。桃が 2~3 個入る大きさで「ケーキを贈るように桃を手土産にできる箱」をコンセプトにデザインしました。
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●信夫和紙工房 ロゴマーク
桃の和紙を通じて地域貢献をしたいという会社のビジョンを「桃 × 繭 × 紙」のモチーフを組合せたシンボルマークで表現したロゴマーク。福島市の産業が養蚕業から果樹産業へと変化してきた歴史の中で、紙はどちらの商品も包んできました。「紙は福島の産業に貢献してきた名脇役」という紙の会社らしい思いを大切にしました。
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●福咲和紙のご朱印帳
鬼を払ったという古事記の逸話から、桃は古来より邪気払いや不老長寿の縁起物とされてきました。桃の和紙ならではのストーリー性を生かす商品として御朱印帳を開発しました。
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株式会社三和紙店
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