修理承ります

修理について

楽膳椀 修理のススメ
 
これからもお客様の毎日に寄り添う器であるために、10年にいちどは塗り直しの修理をおすすめしております。
 
修理のご相談はお気軽に
 
経年劣化で漆が剥げたり、誤って落として漆器が割れたりしても大丈夫。本漆の漆器は漆を塗り直せば新品同様の状態に戻せます。
RAKUZENを手がける会津塗伝統工芸士が大切に修理いたします。
*申し訳ございませんがRAKUZEN以外の漆器、海外からの修理依頼はお受けできません。何卒ご了承くださいませ。
 

Please note that we are unable to accept requests for repairs from overseas. We apologize for the inconvenience and thank you for your understanding.
 

 

 
 
新品を買い直すより経済的
修理費用は破損の状態や使う材料・技法によって変わりますが、多くの場合は新品を買い直すよりも経済的です。思い入れのある食器は壊れても捨てたくないもの。修理しながら使えば子の代、孫の代と受け継いでいくこともできます。
 
修理費用はピンからキリまで
修理前より豪華にグレードアップしたいお客様もいれば、見た目にこだわらないから使えるようになればそれで充分というお客様もいらっしゃいます。お客様のご予算に応じた修理方法を提案することも可能です。まずはお問い合わせくださいませ。
破損の状態が進むほど修理費用は高額になります。漆の下地が剥げ落ちてさらに素地の木がむき出しになる前に修理されるのをおすすめいたします。
 
〈参考価格〉
楽膳椀1客の修理費用と期間
・全面を漆塗(花塗)して修理 7,500円〜  修理期間2ケ月程度
・内側だけを漆塗(花塗)して修理 5,500円〜 修理期間1ケ月半程度
・破損箇所にだけ漆を塗って補修 4,000円〜 修理期間1ケ月程度 
 
こんな裏技も!
実際に修理を承った例です。
 
(例1)
Natural(ウレタン塗装)タイプの楽膳腕に修理依頼をいただいた例です。
ウレタン塗装の剥げ落ちについてはウレタン塗料の塗り直し修理はできません。そこで全面に花塗りを施す修理をご提案。修理費用は8,000円でした。
*ウレタン塗装品への修理は当社商品に限らせていただきます。 
 
(例2)
誤って楽膳椀を落としてしまったお客様からのご依頼。職人さんのおまかせで塗ってほしいとのご希望で、修理前は黒漆だった椀を色漆で修理されました。定番でない色を使ったので修理費用は2割増でしたが、世界に一つの漆器に大変満足していただきました。
 
当社でお引き受けできない修理
・木の歪み
木の歪みを元に戻すことはできません。木はいきものです。熱湯を入れるなど使用するうちに多少の歪みも生じますが、割れ・ひびが入らない限り品質には問題ございません。
・RAKUZEN以外の漆器
修理対象は当社で販売した製品(RAKUZENシリーズ)に限らせていただきます。何卒ご了承くださいませ。
 

  

ご依頼から修理完了までの流れ

修理の流れ

1. まずはお問い合わせフォームからご相談ください

2. 3営業日以内に弊社からお客様にメールにて返事を差し上げます。
修理品の画像をお送りいただくなど、修理についてメールでヒアリングさせていただきます。

3. お客様からいただいた情報を職人に伝え、修理費用、修理期間、修理方法のお見積りをさせていただきます。
*この時点では画像での判断となります。現物を職人の工房に送付いただいた後、職人の判断で修理費用・期間が前後することがございます。予めご了承くださいませ。

4. お見積内容に同意いただけましたら、修理品を職人の工房に直接送っていただきます。
送料はお客様のご負担となります。
〈修理品の送付先〉
 〒965-0033 福島県会津若松市行仁町4-19
 塗りどころヒロ
 Tel 0242-24-1136
 *配送伝票の品名欄に「楽膳修理品」とご記載ください。

5. 職人の工房に修理品が届き、修理に入らせていただきます。
実物を見た職人から修理費用または納期変更の連絡があった際には速やかにお客様にご連絡差し上げます。変更内容のご承諾を得てから修理に入らせていただきます。

6. 修理品をお客様に発送いたします。
お支払いは前払いの銀行振込またはお届け時に支払いの代金引換がございます。前払いをご選択の場合はご入金後の発送となります。送料はお客様のご負担となります。

修理後のご使用は3ヶ月以上時間をおいて
塗り上がりから半年以内の漆器は、塗膜の内部まで乾ききっておらずデリケートな状態です。漆器特有の匂いが強く、傷がつきやすく、また熱いお湯を入れると白く変色することがございます。
 
半年〜1年経過すれば内部まで完全に乾燥し内部・表面ともに堅牢な状態となり、傷も付きにくくなります。漆器を長持ちさせるためには、最低でも修理後3ヶ月は使用せず飾っておき、半年は熱い食べ物を入れないことをおすすめいたします。
 
修理後すぐでも漆器表面は乾いておりますので、触ってもかぶれることはありません。ご安心くださいませ。